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ファッション関係と食品関係で10社ぐらい受けていたのですが、一番最初に内定をもらったのがファッションヤマグチでした。説明会で営業の1日のスケジュールを教えてもらったのだが、決められて動くのではなく自分で決めて動くことができるところが魅力的だったので、内定をもらってすぐに他の就活をやめ、入社を決めました。自分も実績を積めば事業部を任せてもらえるのではないか。という気持ちになったことを覚えています。

 
 社内の事業部の中でも一番上の年代層である60〜70代がターゲットの事業部に所属しています。仕事を始めたばかりの頃は、自分の母親より上の年代の服のことが全くわからなかったですし、お客様とも何を話せばいいのかわからず、ずいぶん戸惑いました。自分とは性別も年代も違う服を扱う難しさは今でもありますが、ここ数年は流行も読めるようになってきました。店のオーナーも60代以上の方が多いのですが、「自分の息子より若い」と言って、孫のように可愛がってくださる方もいらっしゃり、会話もできるようになりました。
年代のせいもあって、礼儀に厳しいお客様が多くいらっしゃいます。一緒に食事に行った時などは、その場でお礼を言うのはもちろん、翌日も電話やお礼状で丁寧にご挨拶をするようにしています。入社2年目の時には、そういう気遣いがお客様に評価され、社長から「社長賞」というものを頂きました。賞をもらったからというわけではありませんが、その後も年末年始の挨拶など、失礼のないように心がけていますし、それがコミュニケーションのきっかけになっていると思っています。
入社当時と今とを比べて成長したと思うところは、自分で考えて動いたことがきちんと結果に結びつくようになったところでしょうか。言うだけでなく実際行動できること、そしてその行動を継続することは、難しいことです。今は、ちいさなことでもきちんと続けることを心がけています。

 
 今後は40代ぐらいをターゲットにした服を扱いたいと思っています。60代以上というのは、オーナー自身が年を取られて店を閉めたり、お客様がご病気で入院されておしゃれから遠ざかってしまったりということがある世代。市場が少し寂しいと感じるので、もう少し若い世代までターゲットを広げられたらと思っています。量販店の服に比べると価格帯も上ですから、簡単なことではありませんが、安いものは売りたくないというお店や、値段は多少高くてもいいものを着たいという客様に対して、ニーズに合ったものを提供していきたいと思っています。

 

 




 
山口大貴